お知らせ・活動報告

姫路の命を守り、育てていただいた企業に感謝状を贈呈

姫路にコロナが発生する前、Lancet(ランセット)という医学雑誌の最新版に、コロナウイルスの全塩基配列とPCR検査に必須のプライマーデザインが発表されました。

私はすぐにダウンロードしたこの英語論文を握りしめ、市内の(株)兵庫県臨床検査研究所 を訪問しました。
市民の命を守るため、コロナとの戦いに必須のPCR検査を、1日5,000件までできる検査体制の確立に支援を求めました。

『3ヶ月時間を下さい。機械と試薬があればできる訳でない。きちんと正確な検査を提供するには検査できる人材育成も必須です。』
今でも、真摯に私の無茶振りを聞き入れていただいた岩本社長や、検査技師長はじめ職員の皆様には頭が下がります。

わずか3ヶ月で検査体制を確立していただき、妊婦とパートナー全員のPCR検査を実施し、全国でも姫路だけ立ち会い分娩ができる市として、コロナと少子化対策を両立することができました。
昨年度末で『姫路の未来を守るプロジェクト』は終了しましたが、これからも正確な臨床検査で姫路の命を守って下さい。

関連記事一覧

新着記事